メイクセラピストが行うメイクセラピーの導入事例とは

メイクセラピーを体験した人々の声

メイクセラピーは、介護施設などで実際にやってみると効果のほどがはっきりわかるんです。
メイクセラピーとはなにかを知っているだけだとイメージとして理解するしかないので、ぜひ施設での導入事例からメイクセラピーのイメージを具体化してみてくださいね。メイクセラピーを導入してみた施設スタッフの多くが、高齢者がメイクセラピーをきっかけに大きく変化したと感じているんです。ある施設利用者は、メイクセラピーを受けてから自分でメイクをするようになって、毎日を楽しく過ごせるようになったそうです。メイクセラピストとの関わりから利用者の笑顔が増えて、職場環境がよくなったというスタッフならではの感想も興味深いものがあります。利用者からは、「メイクをして気分がよくなった」「メイクできれいになるって楽しい」などの感想が多く寄せられているようです。足腰が悪くてあまり外出したがらなかったある女性は、メイクセラピーをきっかけにファッションにも興味が出てきて、外出に積極的になったとのことです。メイクセラピーは、自分で見て満足するだけでなく、周囲の人から「きれいになったね！」などの反応がありますよね。そこからコミュニケーションが生まれて、さらに明るく楽しい気持ちになっていくなどいいことづくしなんです。

メイクセラピーの導入事例から学ぶ

あるメイクセラピストは、高齢者の姿をふと見かけた時にメイクをしていないことに気づき、施設でメイクセラピーを行うことを思いつきました。メイクセラピーを行うことにした施設には、認知症をはじめとするさまざまな高齢者がいました。実際にメイクをしてみると、メイクの雰囲気やリップの色など、自分の好みを伝えてくれる人もいたようです。最初は遠慮がちだった人も、メイクをしていくうちに楽しくなって、「次はどの色にしようか」などといいながらその場がどんどん華やいでいったそうです。
メイクに興味を持つのはやっぱり女性ですが、男性陣はメイクをした女性陣を見て「きれいになったね」などと感想を伝えるなどして、そこからまた会話に花が咲くという展開もあったようですね。メイク後の女性陣はいつもより明るく元気になったり、いつもよりちょっと上品になったりと、その効果は一目瞭然だったとか。メイクを通じて男女共に多くのコミュニケーションが生まれるので、メイクセラピーの日をみなさんで楽しみにしているそうです。医療法人医和生会山内クリニックのブログに、美容系専門学校と介護施設の共同企画によるメイクセラピーの様子が掲載されています。多くの写真と動画が掲載されているので、メイクセラピーの雰囲気をぜひ確かめてみてくださいね！