介護現場ではたくさんのメイクセラピストが働く喜びを得ています

現場では様々なセラピストが活躍中

介護アロマセラピスト

介護現場で働くセラピストにはさまざまな種類があるんです。まず紹介するのは、介護アロマセラピストです。全身のアロマトリートメントやアロマのクラフト作りなど、アロマをテーマにした体験を通して高齢者の心身を癒します。
介護アロマセラピストの特徴は、アロマだけでなく介護分野に関する専門知識を必要とするところです。資格はなくても大丈夫ですが、介護職員初任者研修以上の資格があると働きやすいですよ。介護施設における業務経験があればさらに有利です。資格も経験もない場合には、認知症についてよく勉強しておく必要があるでしょう。アロマに関しては、アロマセラピストの資格が必要です。最近では、介護アロマテラピーを専門に学べるスクールもあるので、そのような場所を活用して正しい知識を早く身につけるというのもアリです。

介護アロマセラピスト

福祉ネイリスト

福祉ネイリストの仕事は、施設やお客様の自宅を訪問してネイルケアを行うことです。「福祉」という言葉がつくことからもわかるように、福祉ネイリストのお客様は高齢者や障害者などの移動が難しい方々です。認知症患者のネイルケアでは、ネイルの施術に回想法やユマニチュードを合わせて行うこともあるんですよ。爪のケアやハンドマッサージでリラックスした気持ちになってもらえれば、昔のことを気分よく語ることができますよね。心地よさが認知症の予防や改善につながることもあるので、福祉ネイリストはただもくもくと施術をするのではなく安心できる雰囲気作りを心がけます。ネイルケアは女性向けと考えている男性が多いのですが、実際にやってみると男性にも大好評なんです。福祉ネイリストの資格は、認定校で指定のカリキュラムを受講して試験にパスし、実地研修を受講すると取得できます。ネイリストの資格がある人は、一部のカリキュラムが免除されます。

福祉ネイリスト

メイクセラピスト

最後に紹介するのがメイクセラピストです。メイクセラピーは、メイクによって明るい心を取り戻し、生活をより豊かなものにすることを目的とした療法です。メイクセラピストになるために必要な資格はないのですが、認定資格を取得しておくと自信を持って仕事に取り組めますよ。心に働きかける療法なのでメイクに関する専門知識に加えて、カウンセリングなどの知識も必要です。メイクセラピストの認定試験としては、一般社団法人メイクセラピストジャパンメイクセラピー検定事務局が認定している「メイクセラピー検定」があります。3級は在宅で行う筆記試験のみなので、はじめてメイクセラピーの世界に足を踏み入れるなら、まずはここからチャレンジしてみるのがおすすめですよ!独学でも学べますが、eラーニングなどの各種講座が充実しているので、いろいろチェックしてみてくださいね。

メイクセラピスト

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    介護施設におけるメイクセラピーの導入事例は、メイクセラピストの仕事についての理解を深めるのに役立ちます。メイクセラピーを体験した高齢者の多くが結果にとても満足しており、次の機会を楽しみにしています。最初は遠慮がちな人も、メイクが進むにつれ積極的になるケースが多いようです。実際にメイクをするのは女性ですが、男性もその場の華やいだ雰囲気を一緒に楽しんでおり、全体としてのコミュニケーションが活発になります。

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    メイクセラピストとして介護業界で働くためには、介護ケアを受ける高齢者の心に寄り添う強い気持ちが必要です。深い苦しみや悲しみに関する話に触れたときでも、落ち着いて相手の心に寄り添う覚悟を最初にしっかりと持っておきましょう。転職活動は、介護業界に特化している転職エージェントにまず相談してみることをおすすめします。おすすめのエージェントとして、「レバウェル介護」「ココカイゴ転職」の2社を厳選して紹介します。

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